小型モーターをコアに 新たな領域へと事業を拡大

2024年1月18日に創立70周年を迎えたマブチモーター。創立以来、小型モーターをコアに一貫した標準化戦略で成長を続けてきた。自動車電装機器用途が現在の主力だが、新たに策定した「経営計画2030」のもと、「Mobility」「Machinery」「Medical」の3つのM領域における事業拡大を目指す。

マブチモーターの様々な小型モーター。顧客は用途に合わせて最適なもの選んで使用する

幅広い装置が使う小型モーター
専業メーカーの知見が強み

「国際社会への貢献とその継続的拡大」を経営理念に、創立以来、小型直流モーターに特化したメーカーとして、小型・軽量・高効率のモーターを多種多様な用途へ提供してきたマブチモーター。1954年の創立当時は教材や玩具向けが中心だったが、その後、電化製品の社会への普及に合わせて家電向けにシフト。ラジカセ、CD、ホームビデオなどの音響・映像機器に同社のモーターが組み込まれるようになった。現在のビジネスの中心は、パワーウインドウ用などのほか自動車電装機器用途で、売上高の約78%を占める。

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