インフラ補修や災害復興を手掛ける 安全・安心な国土造りに貢献
日特建設は「安全・安心な国土造りに貢献する会社」をミッションに、環境防災、維持補修、都市再生分野の専門工事に特化した、地質に強い施工会社として事業を展開。「土木と地質の融合」による技術を活かして国土強靭化を支える企業であり続けることを目指す。

和田 康夫 (日特建設 代表取締役社長)
「土木と地質の融合」による
技術で国土強靭化を支える
日特建設は1947年に、ダムの基礎処理を創業工種として創業。その技術は1938年に北海道大雪山麓で着手された、2.4億立方メートルの大貯水池・雨竜第一ダムの建設事業に端を発する。特に土木技術者と地質技術者が一体となって総合力を発揮する「土木と地質の融合」による技術が高く評価され、黒部ダムなど国内大ダム基礎工事の大半を施工してきた。
1972年には社名を現在の日特建設に変更すると共に業容拡大を図り、ダム本体のほか、河川や道路、上下水道、土地造成等の一般土木工事や建築工事など幅広い分野で実績を積み重ねてきた。日特建設代表取締役社長の和田康夫氏は、「ダム建設は総合土木の集大成のような事業で、現在、私たちの主力になっている法面事業や地盤改良事業もこれに含まれます」と話す。
法面(人工的に作られた斜面)を保護する法面工事。高度成長期に施工された場所では老朽化が進み、対策が求められている
「ダム事業は近年、縮小傾向にありますが、インフラの再整備や再生可能エネルギーという点で見直されています。また、気候変動によるとみられる台風・豪雨の増加に伴い、河川の氾濫を防止するためにもダムによる調整は重要です。社是は『私たちは、見えないところにこそ、誠実に技術を提供して、社会から必要とされる企業であり続ける』で、国土強靭化を支える企業としても知られています」。
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