低コスト農業装置と販路開拓支援を展開 小規模植物工場で農業参入を後押し

TEAM PLANT FACTORYを掲げるスパイスキューブは遊休施設を活用して、低コストで農業に参入できる小規模の水耕栽培農業装置を開発。栽培指導から販路開拓までをサポートし、新規参入のハードルを下げている。小規模植物工場の可能性など、同社植物工場プランナーの吉浦諒平氏に聞いた。

聞き手 : 小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授、電通 ソリューション・デザイン局 シニア・イノベーション・ディレクター

スパイスキューブ 植物工場プランナー 吉浦 諒平氏

農業従事者が減少するなか
安心安全な野菜を食べられる未来を

小宮 植物工場というと大規模な施設をイメージしますが、小規模でも設置できるところが特長ですね。

吉浦 当社は二つの事業を展開しています。一つは1畳分のスペースにも置ける小規模の水耕栽培システムである農業装置「アグロット」を開発・製造する事業で、もう一つは都市部の空き工場をはじめとする遊休施設を植物工場にリノベーションし、栽培から販売までを支援する事業です。

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