提案制度を通じコアバリューを浸透、事業創出の土壌をつくる

国内外で400を超えるグループ会社を持つ博報堂DYホールディングス。2010年開始の社内公募型ビジネス提案・育成制度『AD+VENTURE』は、毎年約50件の提案を継続して集め、イノベーティブな人材の育成に貢献する。

左/下井達夫 博報堂DYホールディングス イノベーション創発センター センター長
右/萬代 知 博報堂DYホールディングス イノベーション創発センター イノベーション推進グループ

リーマンショックを契機に制度開始

2008年のリーマンショックで業績が落ち込む中、本業復活に取り組む一方で、イノベーションを生む風土や企業文化づくりを強化しようと、経営トップの強い意志で2010年にスタートした『AD+VENTURE』制度。

「制度の主目的は、風土・文化づくりです」とイノベーション創発センター長の下井氏。もちろん制度を通じてポートフォリオを支える新規事業が生まれることも目指している。

「マーケティングコミュニケーションサービスを主な生業とする当社のような企業では、イノベーションは不可欠です。制度創設の背景には、苦しいときだからこそクリエイティビティが我々のコアバリューだと再認識し、全員で取り組んでいくという思いがあります」(下井氏)

海外を含めると400以上のグループ会社をもつ同社。『AD+VENTURE』では現在、国内を中心に56の事業会社から事業アイデアを募集している。プログラムは、年1回の新規事業計画のコンペティションと、事業創出のための知識を付ける『オープンスクール』等から構成される。

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