配電盤メーカーの修電舎 食とエネルギーの循環で環境改善に貢献

宮崎県延岡市を拠点とする修電舎は、配電盤メーカーでありながら、生ごみをリサイクルして肥料などの資源に変える「BUIK(ビューイック)システム」を開発。食とエネルギーの循環に挑戦している。同社代表取締役会長の一瀬直行氏に、同システムの開発経緯や今後の構想を聞いた。

一瀬 直行 (修電舎 代表取締役会長)

配電盤メーカーが
取り組む新事業

修電舎は、工場やオフィスで使われる配電盤や高圧受電盤などを製造する電気設備メーカーだ。旭化成の企業城下町である宮崎県延岡市で、旭化成のモーターや変圧器の修理指定工場として、1951年に現会長の父である一瀬房雄氏が個人創業したのがルーツである。同社は配電盤や制御装置製造で着実に業績を伸ばしつつ、製缶事業、電気計装工事、電動機メンテナンス、重要設備向け津波止水ダンパー開発などの新規事業にも取り組んできた。そのなかでも今注目されているのが、生ごみをリサイクルして肥料などの資源に変える「BUIK(ビューイック)システム」の開発だ。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り85%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。