社会のニーズに対応したサービス創出 高収益化へ、進化する不動産業

「ハウスドゥ」ブランドによる全国規模のフランチャイズ展開と独自の金融サービスで、不動産業界を変えようと挑戦するAnd Doホールディングス。高齢化社会に対応したハウス・リースバック（HLB）やリバースモーゲージ（RM）保証を通じ、資産活用の新しい選択肢を提供。同社が描く2025年以降の成長戦略とは。

安藤 正弘（And Doホールディングス 代表取締役会長 CEO）

And Doホールディングスは、「ハウスドゥ」ブランドによる不動産売買仲介のフランチャイズや、ハウス・リースバック（HLB）、金融機関向けのリバースモーゲージ（RM）保証などの不動産活用も手掛ける、国内ではまだ珍しい不動産と金融を掛け合わせたサービスを提供していることで知られている総合不動産企業だ。なお、HLBは売主が自宅を売却してまとまった現金を得るとともに、And Doホールディングスと賃貸契約を結んで賃借人となり、家賃を支払うことで居住を継続するというものだ。RMは、金融機関が提供する住宅を担保にした貸付サービス。And Doホールディングスは子会社のフィナンシャルドゥとともに、金融機関に対する不動産の担保評価と債務保証を提供する。