出版業から「情報加工会社」への変革、絶えざる研究と実践

葬儀・供養にまつわるさまざまな情報サービスを展開する鎌倉新書。「情報加工会社」として、人々が安心して人生の最期を迎えるための「終活インフラ」構築を目指す。祖業の出版業から大きな転換を果たして上場、現在も進化を続ける同社の変革の軌跡を、会長の清水氏に聞いた。

清水 祐孝 鎌倉新書 代表取締役会長CEO

危機的状況の会社を承継

葬儀・墓石だけでなく、介護や相続、遺品整理など、終活全般に関する情報提供とマッチングを核にサービスを展開する鎌倉新書。祖業は仏教書を専門とする出版社で、現在、同社の代表取締役会長CEOを務める清水祐孝氏の父が設立した。

清水氏が事業に携わるきっかけとなったのは、当時の社長である父から助けを求められたこと。売上は減少傾向にあり、社内の人材も次々と流出。さらに檀家の減少など社会全体で仏教離れも加速しており、事業が先細っていくなかでの承継となった。

危機的な経営状況だった当時を振り返り、従来の宗教関係者向け出版事業を継続すべくテコ入れを続けても、ただ潰れるのを待つだけだったと話す清水氏。

「私が変化や挑戦を好むマインドを持っているかどうかはさておき、新しいことをやらざるを得ませんでした」

清水氏が先代から事業を承継した際、鎌倉新書は宗教関係者向け雑誌・書籍を出版する出版社だった

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