会員制リゾートホテルやメディカル施設を全国展開 事業を多角化

高度成長期に、日本において会員制リゾートビジネスを立ち上げたリゾートトラスト。50周年を迎えた同社は、リゾートホテルやゴルフ場、検診施設など幅広い事業を展開するようになっている。多様化する会員ニーズに応え、その基盤を活かしながら、人生100年時代のウェルビーイングを追究していく。

伏見 有貴(リゾートトラスト
代表取締役社長COO[最高執行責任者])

会員制リゾートを日本で開始
余暇文化を切り開く

リゾートトラストグループが運営する施設は、「ベイコート倶楽部」「サンクチュアリコート」「エクシブ」を中心としたリゾートホテルのほか、ゴルフクラブ、メディカル施設、シニア向けレジデンスなど様々だ。その数は国内外に106カ所、登録会員数は20万人におよぶ。「1973年に創業し、2023年度が50周年。2024年度は次の50年への挑戦をスタートする年になりました」と、リゾートトラスト代表取締役社長COOの伏見有貴氏は説明する。

創業時は、日本の高度成長期。日本人ががむしゃらに働くことに価値を置いていた頃だ。「そんな時代に、日本人が人生を楽しむためにはどうすればいいか、海外にある余暇文化を日本に根付かせるにはどうすればいいか、日本人が豊かな生活を送るために何かを提案したいという創業者の思いが、起業のベースにあったと聞いています」。

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