修了生が語る事業構想の価値 新たな価値創出と自己の探求

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最終審査会で事業構想を発表する鎌田さん（在学当時）

＜現役院生の声＞

四国から初の入学 充実した研究環境で
会社に資する事業構想を

宮本 功（みやもと・いさお）
株式会社GF
新事業企画室 室長
大阪校6期生（2023年度入学）

徳島県を拠点に自然エネルギー発電所のトータルソリューションを行う会社から企業派遣で入学しました。オンラインの受講環境もありますが、どの講義も刺激的で、できる限り徳島から大阪校まで来て授業に参加をしています。中でも1年次ゼミはとても充実しています。グループで事業アイデアについて議論していきますが、先生はそのアイデアについて自身としての答えはお持ちのようですが、それをそのまま教えるのではなく、私たち自身が気づいて到達できるように、ひらめき方のヒントを絶妙なタイミングで入れて的確に伴走してくれています。

仕事と大学院の両立は、時間が拘束される中で、会社でも成果を出さなければならないので大変です。ただ、それ以上に、会社で取り組む事業構想をどのように描いていくのか、大学院だからこそ得られる学びはとても多く、個性豊かな大阪校の同期の仲間と充実した研究活動を送っています。

子育てと大学院の両立
強みを活かす事業構想を

高澤 茉莉恵（たかさわ・まりえ）
スピーディア
仙台校2期生（2023年度入学）

インターネット通信事業を行う会社で各部門の統括を担っています。社長から事業の立ち上げについて根幹から学び直す機会をいただき、入学を決意しました。

社会人として一定の経験を積んでから学び直すことの価値を実感しています。第一線で活躍されてきた実務家の先生がお話しされるリアルな経験談など、個人で学習しただけでは決して得られないものです。先生や院生と近い距離間でコミュニケーションをとり議論ができる環境は気づきが多く、自社に還元できることはすぐに取り入れています。仕事と子育て、そして大学院での学業を両立する私にとって、オンラインで講義が受けられる仕組みは画期的でした。現在、社会では共働き世帯が増えています。それに伴い、悩みやジレンマを抱える親も少なくありません。ワーキングマザーとしての経験を活かし、課題解決に役立つ事業構想を膨らませていきたいと思います。