シーズとニーズを繋ぐ架け橋に モビリティの未来を見据えた新事業

自動車純正部品、純正アクセサリーを中心に、時代のニーズにマッチした質の高い製品、技術、サービスを提供する豊通オートモーティブクリエーション。国内外のスタートアップと連携した新規事業開発も巧みで、先端技術を社会実装する"架け橋"として存在感を発揮している。

挑戦心や探求心が社の風土

豊田通商グループの1社として2009年に設立した豊通オートモーティブクリエーション(以下、TAC)。グループのグローバルビジョン"Be the Right ONE"のもと、「未来のカーライフをワクワクさせるクリエイティブ企業を目指す」という独自の企業理念を掲げ、自動車メーカーを主要顧客に、ハイクオリティな部品、アクセサリーを中心とした幅広い製品やサービス、技術の提案を行ってきた。

豊通オートモーティブクリエーションの新事業領域への取り組み

自社で製造工場を持たず、様々なサプライヤーとの協業で、常にフットワーク軽く柔軟に新しいシステムやサービスを開発していけることが、同社の強みの1つ。豊田通商グループの持つネットワークを活かし、新たな要素技術を見つけ出し、国内外の多様なサプライヤーと共に、顧客ニーズにマッチした製品やサービスを創り出す。

自動車メーカーのティア1として車両アクセサリーなどを提案する際には、製品の企画・デザイン、設計から量産の製品供給、品質保証・管理までを、サプライヤーと共に一貫して行う。

TAC新事業推進室長の岡本匡世氏は「デザイン、設計、品質管理などの多様性に富んだ技術を有するプロ人材が一体となって1つの製品、サービスを作り上げていく風土が、昔からあります。"楽しいこと、新しいことにチャレンジしていこう"という挑戦心や探求心が会社の風土として醸成されています」と話す。

岡本 匡世 豊通オートモーティブクリエーション 新事業推進室 室長

そうした企業風土を土台に、同社のこれまでの成長を支えてきた大きな要素は3つ。1つは、トヨタ自動車を中心とした優良な顧客との繋がり。2つ目が豊田通商傘下の幅広いグローバルネットワーク。そして3つ目が、自動車業界の要求する高い品質保証やシビアな供給体制に応えてきたこと。

3つの成長の方程式を守る一方で、さらなる成長を目指し、新たな顧客、新たな課題にも着目していく。異業種・異文化に目を向け、新しい要素技術に確実にタッチし情報を吸い上げ、モノだけでなく、サービスやコトも含めたビジネスモデルを創造していく。

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