食で人をつなげ、世界を変える ごはん会を楽しむグルメアプリ

「人と人とがつながる空間には、必ず『食』があります」。そう語るのは、キッチハイクの共同代表COO、山本雅也氏だ。同社は、食べることが好きな人同士で集まれるアプリを展開。食と交流が好きな人たちのコミュニティを築き、新たな事業を生み出している。

山本 雅也(キッチハイク 共同代表COO)(右)、藤崎 祥見(同 共同代表CTO)(左)

キッチハイクは、「食べるのが好き」という人同士で集まれるグルメアプリ『キッチハイク』を運営している。ごはんを食べたい人が、アプリに掲載されているお店と日付を選び、定員が集まれば、キッチハイクがお店を予約。当日、ユーザーが店に集まり、ごはんを楽しむ。毎月500回の食事会が開催され、月3000人が参加し、累計ユーザー数は10万人を超える。

キッチハイクは、山本雅也COOと藤崎祥見CTOが共同創業者であり、2012年12月に設立された。山本COOが「食」に注目したきっかけの1つは、文化人類学者レヴィ=ストロースについて書かれた本の一節だった。

「地球上のどの民族も、自分たちのテリトリーに他者が入ってきた時に、友好を深める一番の方法は食事だった。共食の儀礼で絆を深め、そこから貿易が始まり、共同体が立ち上がり......、という内容でした。食をきっかけに知らない人がつながり、新しいものが生まれてくる。そこには、この世界を良くする、面白くするヒントがあると考えたんです」(山本COO)

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