超閉鎖性海域・長崎県大村湾にしかない新規事業のチャンス

長崎県の大村湾は全国でも珍しい超閉鎖性海域で、約100万人が沿岸に住む。この大村湾周辺で始動している「ヒト・モノ・コト」を活かした地域ブランド化の取り組みについて、「地域商社」の大村湾商事代表取締役・長尾成浩氏に聞いた。

長尾成浩 大村湾商事 代表取締役 ディー・サイン 取締役

広域経済圏として活性化

長崎県の中心に湖のように広がる内海の大村湾は、南北へ約26km、東西へ約11km広がる楕円形の海湾で、面積は琵琶湖の約半分の321㎢だ。外海との接点である湾口部はわずかで、全国的にも珍しい、超閉鎖性海域となっている。その穏やかな波が静かに打ち寄せる音が琴の音に似ていることから、「琴の海」とも呼ばれる。

沿岸にある大村市の人口は約10万人だが、周辺の長崎市、佐世保市など5市5町を合わせると、約100万人が生活している。また、大村湾に浮かぶ箕島には、世界初の本格的な海上空港として1975年に開港した長崎空港があり、年間約300万人が利用する。この大村湾を囲む地域を1つの「広域経済圏」として捉え、その豊かな資源である「ヒト・モノ・コト」を活かし、「大村湾」をブランド化する取り組みが始動している。

「希少性の高い海があり、沿岸の5市5町では約100万人が生活しているほか、利便性の高い空港もあるこの地域には、様々な事業を展開できる可能性があると思います。空港がある大村市では、進出を希望する企業をバックアップする体制も整っています」

今年3月に設立された「地域商社」として、地元自治体と共に地域ブランド化に取り組む大村湾商事代表取締役の長尾氏は、大村湾地域の大きな可能性に期待している。

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