「複業原則自由」 サイボウズが目指す多様な人材獲得と事業創出

「100人100通りの人事制度」を掲げるサイボウズでは、副業は原則自由。今年1月には、他社との掛け持ちを前提とした「複業採用」をスタートした。なぜそこまで複業勤務を推進するのか。その理由を尋ねた。

松川 隆(サイボウズ事業支援本部 人事部マネージャー)

2017年1月、「複業採用」を発表したサイボウズ。これは「サイボウズでの仕事を複(副)業とする方を募集」という内容で、サイドビジネス的な副業だけではなく、複数の企業を掛け持ちするという意味の複業を望む人材を前提としており、異例の採用条件として大きな話題となった。

中小企業庁が発表した「2014年度兼業・副業に係る取組み実態調査事業報告書」では、副業・兼業を許可している企業は全体の3.8%にとどまっており、現在もそれほど大きな変化はないと予想される。副業、兼業に厳しい日本のビジネス環境だが、サイボウズ代表取締役社長の青野慶久氏は、自身のブログ等で複業を解禁することによって人材不足解消、給与の増加、生産性向上、ベテランの再活躍、イノベーションの創造などのメリットを挙げ、「副業禁止を禁止しよう!」と呼びかけている。

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