マイクロソフトの幹部を辞め、途上国に図書館1万6千室を建設

アメリカ発の国際NGO、ルーム・トゥ・リードがこれまでに建設した図書館・図書室は、16,060室、児童書の配布1,330万冊、学校建設1,752校、教育機会を与えた子どもたちは約880万名に上る(2013年末時点)。同NGOは、2000年の活動開始以来、成長著しいIT企業を超えるようなスピード感で事業を拡大してきた。

創設者ルーム・トゥ・リード創設者 John Wood(ジョン・ウッド)ルーム・トゥ・リード

「すべての子どもに教育を」壮大なビジョンを立てる

「世界中の『すべて』の子どもが、幼いうちから読み書きの教育を受け、母国語の本を読めるようにする」―ルーム・トゥ・リードの創設者、ジョン・ウッドが掲げた壮大なビジョンだ。このビジョンが、どれほど大きな目標か、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が発表している数字を見れば明らかだろう。

ユネスコによれば、学校に通えない子どもは、約5,700万人、読み書きができない大人は、約7億7,400万人いるという。読み書きや計算ができないと、生活の基礎知識が不足し、安定した職業に就けない。そうなると、収入が少なくならざるを得ず、その子どもは収入が少ないので、十分な教育を受けられない(非識字)、という悪循環が続くことがわかっている。そこで、この悪循環を断ち切るための解決手段として、教育、とくに識字率を上げることが重要となる。

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