2014年7月号
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目指すはグローバル・トップ企業

ブランドの世界進出のかたち

結城彩子(Ys and Partners, Inc 取締役副社長 / ブランドストラテジスト)

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日本の消費市場は縮小するなか、中小企業も海外市場を狙う。海外進出に成功する企業はどのようなブランド戦略を行っているのか。今回は北米進出の例をもとに、市場選定を解説する。

 

人や企業が海外に進出するきっかけはたくさんあり、事情も様々である。日本から海外市場へ参入する、と言った場合、近年であればまずはアジア諸国 、次にヨーロッパや北米など先進諸国へと続くのがトレンドではないだろうか 。

 

筆者は現在、米国のカリフォルニア州に在住しており、多くの企業、ブランドの米国進出を支援してきた。15兆ドルを超える世界一の市場規模が米国にはあり、日本企業にとって大きな魅力となることには変わりはないため、本稿では北米進出を事例としてジャパンブランドのグローバルなビジネス展開について述べてゆきたい。・グローバル市場で成功するとはどういったことを指すのだろうか?・成功するブランドや企業はどんな素質をもっているのか?・どういったビジョンやミッションを持っているのか?・世界で通用するブランド戦略とはどういうことなのか?

成功の第一歩は「市場選定」

 

グローバル市場といっても、市場をどこに選定するのか、誰を相手にビジネスをするのかで全く規模感が違う。まず、海外進出のケースにおいていくつかの パターンがあるが、簡単にまとめると三つの大きなカテゴリー分けができると思う。コンシューマーパッケージ商材( 特に食品)を例に具体的な違いを説明してみよう。

1)エクスポート

例:納豆や麺類、そばつゆなど、米国内で生産せず、日本からそのまま輸入されているもの。

 

日本から商品を輸出する場合。米国の日系のスーパーマーケットで、日本と同じ製品を販売している。食品のイングリディエンツ(成分)表示は日本のままだが、米国FDA規制に沿って、英語での成分表記と生産地が英語で明記されたスティッカーがパッケージ表面に貼られているケースが多い。

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