2014年6月号
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目指すはグローバル・トップ企業

海外で勝てるブランド構築

野口恭平(事業構想大学院大学 教授)

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ビジネスのグローバル化が進む中、ブランド構築に向けた海外拠点、海外パートナーとの効果的、効率的な協働が大きな課題である。正しくブランド(企業、商品、サービス)活動を展開していくには“ 一貫したブランド戦略”によるビジネス推進が必要となる。

グローバル経営を促進する
三大マネジメント

海外進出におけるグローバルビジネスでは、基礎となるビジネススキルと多様性(市場や価値観)への対応能力があらゆる側面で要求されるが、その上で、ここでは押さえておくべき3つのマネジメントを考えてみたい(図1)。

基本となる柱はビジネスの本質にあたる「ビジネスマネジメント」である。市場理解に基づく商品戦略、マーケティング戦略、調達や流通の戦略、それを支える組織の責任分担や意思決定プロセスなど、事業そのもののマネジメントがこれに当たる。特に現地の状況変化に合わせた素早い意思決定のしくみをどう組み込むかは課題となる。

次に見落としてはいけない最も重要な柱として、自社の「ブランドマネジメント」が挙げられる。自社又は自社商品・サービスのブランド価値の明確化は海外のより多様な市場では非常に重要なポイントとなる。より際立つブランド価値を見極め、その価値を守り育てることを中心に考えることで、無闇な急速拡大を制御し、コントロールできる範囲で着実な展開を実現する。また市場導入コストにも限りがあるため、最もブランド価値を上げる領域にフォーカスしメッセージを発信する必要も出てくる。

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