投資家アシュトン・カッチャー
米国では、多くの俳優やアーティストが積極的にスタートアップに投資をしているが、その中でも映画『スティーブ・ジョブズ』でジョブズ役を演じた俳優アシュトン・カッチャーは、群を抜いて熱心なことで有名だ。
シリコンバレーとハリウッドの蜜月
アシュトン・カッチャーといえば、最近映画「スティーブ・ジョブズ」で主演を務めたことでIT業界では良く知られるようになったイケメン俳優だ。しかし、今後はアシュトンを単なる美形の俳優としてみるだけでなく、優れた投資家として注目する必要があるかもしれない。

Photo by FilmMagic
実はここ2~3年、シリコンバレーとハリウッドの接近が大きな話題となっている。本誌でも書いたが、2010年代を代表する歌姫であるレディー・ガガはバックプレーンというスタートアップに出資し、自分専用のSNS(Littlemonsters.com)を立ち上げているし、映画『ソーシャル・ネットワーク』でショーン・パーカー役を演じたポップスターのジャスティン・ティンバレイクは、なんとFace bookのライバル(とはいえ、人気は急降下していた)Myspaceに、オンラインアドネットワークのスペシフィック・メディアと共同で3500万ドルを投資したうえ、同サイトのクリエイティブ・ディレクターに就任している。
同じく人気ポップスターであるジャスティン・ビーバーはShots of Meという10代向けのソーシャル・ネットワークに投資をしているし、さらにビーバーのマネージメントを担当する音楽マネージャーのスクーター・ブラウンが、テクノロジー投資のために1億2000万ドル規模(約120億円)の投資ファンドを立ちあげようとしている。
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