2013年9月号
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女性イノベーター50人の構想

成功するダイバーシティ経営

月刊事業構想 編集部

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多様な人材の能力を生かすダイバーシティ戦略の中で企業が注目するのが、女性の雇用促進や活躍推進への取り組みだ。現場の最新動向を追う。

100%が職場復帰する子育て支援

大手企業向けERPパッケージシステム「COMPANY」の開発・販売・サポートを手がけるワークスアプリケーションズ(東京都港区)では、女性社員の子育てを全面的に支援する長期間の特別優遇施策「ワークスミルククラブ」を2005年に導入した。

(上)社員の家族を招きクリスマスパーティなども行われる。お子様にはサンタさんからのプレゼントも!
(下)仕事と家庭を両立し、自分らしくイキイキと活躍している女性社員は、会社の原動力そのもの。

「ワークスミルククラブ」は、女性社員が中心となって作り上げた制度。

出産・育児というライフステージに直面した社員が〈全員会社に戻ってこられる制度〉であることを目標に、世間一般の通例によらない、オリジナルな内容となっている。

子育ての段階は大きく「妊娠判明時」、「育児期」、「復帰時」の3つ。プロモーショングループの殿岡弘江さんは「それぞれの段階で〈全員が戻ってくる〉ことを意識した細やかな支援策が施されています」と話す。

制度構築においては、ほぼすべての社員にヒアリングを実施。「つわりが酷くて体調管理が難しい」、「小学校に上がると18時までしか子どもを預けられず、仕事との両立が難しい」など、実際の声を重視し、サポート期間を妊娠判明時から子どもが小学校を卒業するまでの最長13年間の長期間に設定。

復職に際し「夫や祖父母の理解が得られにくい」との声を受け、家族を説得する助けにと、経営陣からの提案で「職場復帰ボーナス」なども設けられた。

導入から8年目。制度を利用した女性社員は、特別な事情がない限りほぼ100%職場復帰を果たしており、職場にも「戻ってくるのが普通」という認識が定着している。「どれだけいい制度でも使われなくては意味がない」と殿岡さん。制度が実際のライフスタイルに合致した使い易いものであること、制度を使うことが当然だという風土が作られていることが、制度運営成功の大きな理由となっている。

成功する4時間・6時間正社員制

女性社員の多いアパレル関連企業では、短時間勤務制度導入への動きが活発だ。

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