農水省食かけるプライズ2020 広島お好み焼き体験など選定

農林水産省は、2020年10月30日、「食かけるプライズ2020」の15件の表彰事例を決定し、発表した。2020年6~8月に、訪日外国人が日本各地の食・食文化を深く知ることができる食体験を募集したところ、225件の応募があった(関連記事)。

食かける大賞に選ばれたのは、広島県のOKOSTAによる「食×広島お好み焼き×オコノミュニケーション」。OKOSTAはオタフクソース(月刊事業構想2020年4月号参照)が運営するお好み焼き教室だ。広島のソウルフードである広島お好み焼きを、鉄板でインストラクターと一緒に調理する体験ができ、ヴィーガンやハラルなど様々な食の禁忌にも対応している。

食かける賞には、長野県佐久市で日本酒の蔵人体験を提供するKURABITO STAY(月刊事業構想2020年9月号)など10件が選ばれた。ネクストブレイク賞には、高知県の山菜寿司を紹介する特定非営利活動法人日高わのわ会など3件が、審査委員賞にはリアルな日本の家庭料理を東京で体験できるマユコズリトルキッチンが選ばれている。

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