新刊「富山型コンパクトシティの構想と実践」発行

学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学出版部は2020年10月30日、新刊「富山型コンパクトシティの構想と実践」(富山市事業構想研究会 編)を出版する。

公共交通を活用したコンパクトなまちづくりで国内外から高い評価を得る富山市は、2002年に就任した森雅志市長の下、早くから人口減少社会の到来を見据えたまちづくりを進めてきた。

そのような中、富山市はさらなる発展と持続可能なまちづくりを目指して2019年に事業構想大学院大学とともに「富山市事業構想研究会」を組織。富山市内外より多彩なステークホルダーを招いて1年にわたり「これからの富山市の姿」を模索してきた。

この書籍では、森市長のインタビューから富山市のまちづくりの軌跡と成果を紐解くほか、まちづくりにかかわる産官学のセクターの視点からそれぞれの果たす役割や展望が語られる。また、富山市事業構想研究会で交わされた議論や講義の内容、練り上げられた構想案に加えて、本学教員による富山のまちづくりに関する論考も収録している。

人口減少社会にあって、いかに住みやすく持続可能な都市をつくりあげていくか、自治体関係者はもちろん、まちづくりの未来にかかわる企業にもおすすめの1冊である。

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