丸井グループとツクルバが資本業務提携 「住」領域で協業

丸井グループ(東京都中野区、月刊事業構想2020年5月号参照)は、ツクルバ(東京都目黒区)へ約7億円の出資を行い、資本業務提携契約を締結した。2020年7月30日に発表した。丸井グループが推進する「共創投資」における、上場企業への本業シナジー型投資の第1号案件となる。

ツクルバは、リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」事業を展開している企業。

協業の第1段として、丸井グループのリソースとツクルバのリノベーションノウハウを活用したリノベーション賃貸マンションブランドの共同開発を行う。ツクルバの持つノウハウを活用して中古物件をリノベーションし、それらをリノベーション賃貸マンションブランドとして丸井グループが展開をすることで、両社の事業拡大を目指していく。

その後についても、ツクルバの持つ独自のリノベーションデータや企画力など「住」領域のノウハウと、丸井グループのエポス会員の顧客基盤や家賃保証事業、不動産賃貸事業などを掛け合わせ、本業へのシナジーが見込める事業を創出していく考えだ。

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