キユーピー 日本初、油付きペットボトルの水平リサイクルを実現
キユーピーは2026年2月13日、日清オイリオグループとの協働による成果として、国内で初めて、油付きペットボトルの水平リサイクル(ボトルtoボトル)を実現したと発表した。両社の工場から排出された油付きペットボトルの再生材料を新しいペットボトルの一部に再利用したドレッシング4品を、2026年4月から一部店舗で数量限定で順次販売する。
油付きペットボトルの資源循環の取り組み
これまで、油が付着したペットボトルはリサイクルの洗浄工程で油が残り、再生材料の品質に影響を与える懸念から、リサイクルの仕組みが社会的に実装されていなかった。この課題に対し、キユーピーは日清オイリオグループと2024年5月から協働を開始。長年油に向き合ってきた知見を生かした技術検証の結果、特定の資源循環スキームにおいて、油付きペットボトルから再生した容器の品質に問題がないことを確認し、その成果を論文で発表した。そして今回、キユーピーおよび日清オイリオグループの製造工場で排出された油付きペットボトルを回収して再生材料を作り、それを一部使用した新しいペットボトルで再び商品を製造した。
キユーピーは、今後も油付きペットボトルの水平リサイクルの取り組みを広げていくとともに、その他の用途に活用する可能性についても幅広く検討し、最適な資源循環スキームの構築を目指す。同社は、グループの環境ビジョン2050でサーキュラーエコノミーの実現を掲げており、今回の取り組みはその一環となる。