オイシックス・ラ・大地 東証一部上場企業に、外食支援も開始

オイシックス・ラ・大地(月刊事業構想2019年9月号参照)は、2020年4月9日、上場市場を東京証券取引所マザーズ市場から同市場第一部に変更した。また、同社の食品宅配サービス「Oisix」による外食業への支援を2020年4月15日に開始することも発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、休業せざるを得なくなった飲食店の食材を販売する。

支援企画の1つ目として、エー・ピーカンパニーが運営する「塚田農場」の食材を販売する。黒さつま鶏(地鶏)を使ったしゃぶしゃぶセットと正肉セット、店舗ではサワーで提供している宮崎産の日向夏を販売する。塚田農場で提供するため契約栽培をしている食材の多くは、店舗を閉鎖しても生育していくことから、OisixのECチャネルで販売を支援する。

その後、串カツ田中ホールディングスの「串カツ田中」の串カツ10本セットや、KURKKU(東京都渋谷区)が運営する体験型農場「KURKKU FIELDS」の飲食店で使用予定だった畜産加工品の販売を予定している。

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