DMM VENTURES 新たに3社へ出資 IoT尿検査ベンチャーなどへ

DMM.comが展開する、マイノリティ出資への取り組みであるDMM.VENTURESは2019年10月2日、新たに3社への出資を決定したことを発表した。

出資先は、ビジョンマッチを軸とした複業HRマッチングサービス「ハッシュミー」を運営するココドル(東京都渋谷区)、IoT尿検査装置などのヘルスケアIoT商品を開発するBisu,Inc.(東京都千代田区)、スマホでオーダーメイドインソールを作り、将来の運動器障害を予防する予防医療のためのアプリや健康経営コンサルティングなどを行うジャパンヘルスケア(東京都港区、関連記事)。いずれも次代を担う人材への投資という点を重視し、決定した。

DMM VENTURESは、出資先にメンタリング、事業計画作成、営業フォローなど幅広い支援を行なっている。さらに支援の一環として、DMM.make AKIBAコワーキングを3カ月無料で利用できるスカラーシッププランも2019年9月よりスタートした。このプランでは、コワーキングスペース内の「Base」と各種機材が揃ったシェアファクトリー「Studio」が利用可能になる。

DMM VENTURESでは、このほど(1)キャピタルゲイン・シナジーを追求しない(事業領域を限定しない)、(2) 若手起業家を優遇、(3)出資額は上限1000万円、の3点を出資方針として明確化。引き続き、DMMのノウハウやリソースを提供し、ベンチャーコミュニティに貢献していく。

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