600 自販機に強み持つダイドーとの業務提携契約を締結

キャッシュレスミニ無人コンビニ「600」を提供する600(東京都渋谷区、月刊事業構想2019年1月号参照)は、ダイドーグループホールディングスを引き受け先とした第三者割当増資を実施した。同時に、子会社のダイドードリンコとの業務提携契約を締結したことを、2019年4月25日に発表した。今回の資金調達は、2019年1月に続くシリーズBで、ダイドーグループ他から計3億円を調達した。

ダイドードリンコは、自動販売機による清涼飲料の企画・開発と、販売のオペレーションのノウハウを持つ。600は、ダイドーグループとの提携を通じて、中短期的には新サービス開発、、中長期的には物流の観点からの成長を実現させることを目指している。

「600」は東京23区を中心に展開しているミニ無人コンビニ。現在の設置個所は75を超える。品揃えをカスタマイズできる点やオフィス内に設置できることから、ランチタイムの行列を避けたり、高層階のオフィスから外に出ることなく買い物をすることが可能になる。

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