freee IPO対応の内部統制クラウド化へ会計コンサルと提携

freee(東京都品川区、月刊事業構想2018年11月号参照)は、太陽グラントソントン・アドバイザーズ(東京都港区)と、上場企業・IPO準備企業のバックオフィス業務のクラウド化推進を目的に業務提携した。2019年4月5日に発表した。

太陽グラントソントン・アドバイザーズは、監査法人、税理士法人、社会保険労務士法人などをグループに持つ会計コンサルティング企業。企業が上場するためには、上場企業に求められる様々な内部統制を整備し、運用する必要がある。提携に基づき、太陽グラントソントン・アドバイザーズが持つIPOに関するナレッジを活用して、IPOを準備している企業や、数百名規模の上場企業のバックオフィス業務をクラウド化する。

freeeでは、2017年3月に内部統制機能や汎用ワークフロー機能を搭載する「freee エンタープライズプラン」の提供を開始。価格面でERPを導入できなかった企業に対し、低価格でバックオフィス業務を提供してきた。

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