地域ブランド豊岡鞄が東京駅前に旗艦店を出店

豊岡K-site合同会社は、2018年9月13日、東京駅前のショッピングモールに、「豊岡鞄 KITTE丸の内」を開店した。

豊岡市の鞄の生産量は日本一で、多くのメーカーが集積しており、職人の育成体制も整備されている(月刊事業構想2017年4月号参照)。地域ブランド「豊岡鞄」は、兵庫県鞄工業組合が定めた基準を満たす企業によって生産され、審査に合格した優良品のみが名乗れるもの。KITTE丸の内の店舗には、豊岡市の鞄メーカー16社が製品を出す。首都圏の消費者に、実際に製品を手に取ってもらい、品質やデザインの良さをアピールすることを狙う。

豊岡市の中貝宗治市長(月刊事業構想2017年8月号参照)は、「ついに『豊岡』というローカルを名乗った鞄が東京で旗艦店を持つまでになりました。KITTE丸の内店で手にされる鞄の向こうに、 小さな世界都市・豊岡を感じていただければ幸いです」とコメントしている。

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