メルカリ 研究開発組織を設立、外部機関と共同研究へ

 

メルカリは、研究開発組織「mercari R4D」を設立したことを2017年2月22日に発表した。シャープ研究開発事業本部をはじめとする企業・大学の研究部門と、IoTやブロックチェーンなどを共同研究する。

 

外部の企業・教育機関と共同で研究し、「社会実装」を目的とした組織となる。最新技術の調査研究だけでなく、研究成果をいち早くサービス化していくことを目指す。R4Dは調査(Research for)と、開発(Development)・設計(Design)・実装(Deployment)・破壊(Disruption)の4つのDから構成された名称という。

 

共同研究・開発では、メルカリ以外の企業・教育機関など共同研究パートナーは基礎・応用研究を、R4Dは研究開発と実装を、メルカリや同社子会社のソウゾウ、メルカリファンドは事業化を担当。それぞれの組織の強みを活かし、スピーディーな研究開発と社会実装につなげる。

 

研究組織の代表にはメルカリの木村俊也氏が就任する。シニアフェローにはアーティストのスプツニ子!、京都造形芸術大学教授の小笠原治氏(関連記事)などが参画する。

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