国土地理院 登山者用スマホアプリのデータで地図を修正へ

国土地理院とヤマップ(福岡市、関連記事)、ヤマレコ(長野県松本市)はそれぞれ、登山者がスマートフォンやGPS受信機で取得した移動経路情報を活用して地形図の修正を行うための協力協定を締結した。2017年12月13日にヤマップが発表した。

ヤマップは登山者向けのウェブサイトや登山アプリ「YAMAP」を提供している企業。ヤマレコも、登山愛好家向けのウェブサイトを運営し、GPSデータなどから山行の記録をデータベース化している企業だ。国土地理院は、各社が持つデータの提供を受け、地形図などに表示している登山道を修正し、より精度の高い地図を作成する。また、登山者の安全と利便性向上に役立つ、地形図などの活用の普及啓発についても協力する計画だ。

Mountain1712.jpg