広島県産品のアップサイクルブランドをスタート たびまちゲート広島

たびまちゲート広島(広島市)は2022年11月17日、広島各地のアップサイクル商品を取り扱うブランド「HAGIRE」の展開を開始すると発表した。余った素材や規格外品から製造された食料加工品や雑貨などの商品を、オンライン及びオフラインで販売する。

たびまちゲート広島は広島電鉄グループと中国新聞グループが2002年に設立した旅行会社。2019年には広島銀行の出資を受けて地域商社事業部を設立した。 

「HAGIRE」では広島各地のアップサイクル商品をセレクト。規格外品トマトを加工した果汁100%ジュース「ひりょうやさんのトマトジュース」(大成農材)、額縁や家具の製造過程で生じた端材を使った「端材のコースター」(伝統工芸社)、規格外の野菜を使ったクッキー「畑のおやさいクッキー」(ユニオンフォレスト)などを発売する。 

今後は、販売店舗の拡充、様々なショップとのコラボ展開に加え、広島県内の生産者やメーカー、クリエーターなどと協働して商品開発を行うなど、「HAGIRE」ブランドのラインナップをより充実させていく。流通への卸し、作り手へのライセンス提供やプロデュース、旅行商品の開発、法人や自治体向けのサービスなど、ビジネス領域の拡張にも取り組む。

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HAGIREで取り扱う「ひりょうやさんのトマトジュース」