東京建物 xBridge-Tokyoを拡大移転、入居企業の新規募集開始

東京建物は、八重洲・日本橋・京橋エリアで運営しているスタートアップ向けのシェアオフィス「xBridge-Tokyo(クロスブリッジトウキョウ)」を同エリアの福岡ビルに拡大移転し、入居企業の新規募集を開始した。2023年3月27日に発表した。

同施設は、2018年4月から東京建物とXTech(東京都中央区)で連携して運営している(月刊事業構想2019年5月号参照)。再開発が進む八重洲・日本橋・京橋エリア内で場所を移しながらスタートアップの成長の支援を継続して行っており、2020年にも一度移転してTGビルディング(東京都中央区)に入居していた。入居企業が成長し、より広い執務スペースやイベント開催が可能な空間へのニーズが出てきたことから、規模を拡大して再度移転することになった。XTechグループによる支援体制も強化していく。xBridge-Tokyoは運営開始以降、41社のスタートアップが入居し、入居企業全体の資金調達額はこれまでに107億円にのぼるという。

東京建物は、xBridge-Tokyoの運営を通じて、同エリアにスタートアップがさらに集積するきっかけをつくりたいと考えている。スタートアップと大企業やベンチャーキャピタルとの交流の促進によりイノベーション・エコシステムを形成し、地域の競争力強化に貢献することを目指す。

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