データ活用で商業施設のテナント選定を支援 クレディセゾンなど

クレディセゾンとナウキャスト(東京都千代田区)は2022年8月9日、不動産業界向けのデータ活用で協業し、商業施設のテナント選定を支援する分析サービスの提供を開始すると発表した。第一弾として「東急プラザ」のテナント選定を支援した。

ナウキャストはPOSデータや位置情報データなどのオルタナティブデータの解析事業を行う東大発スタートアップ。今回の分析サービスでは、クレディセゾンのクレジットカードデータをもとに商業施設の来訪者の消費行動を分析し、その嗜好に合ったテナントをランキングリストとして提供する。カードデータによって、施設来訪者の施設外での消費行動をより正確にとらえることができ、担当者の勘と経験に頼っていたテナント選定をデータに基づく意思決定に変換できる。 

東急プラザはこのサービスを活用し、施設の優良顧客の嗜好性分析やペルソナ分析を行う。来訪者の好みに合ったアパレルブランドをランキングリストとして可視化、ターゲットとなりえるテナントの掘り起こしを行った。

東急プラザ

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