ベネッセ eラーニングシステムを提供するlearningBOXと資本業務提携

ベネッセホールディングスは2022年11月4日、EdTechスタートアップのlearningBOX(兵庫県たつの市)と資本業務提携契約を締結したと発表した。協業により両社の強みを活かし、学校現場でのコンピューターを用いた効果測定(CBT;Computer Based Testing)利用のニーズに応えるサービスの提供を目指していく。

ベネッセはこれまで進研模試、スタディサポート、GTECなど、約60年間にわたって学校教育領域でのアセスメントを提供してきた。近年、小中学校に続いて高等学校でも一人一台端末の整備が進む学校現場において、日々の学習の成果を測るアセスメントをCBT形式で実施するニーズが高まっており、ベネッセの紙を中心に提供している従来型のアセスメントもCBT化の検討・リリースを行っている。

アセスメントをデジタル化すると、従来のアセスメントと比較して受験中の回答を踏まえた事後学習サービスの検討や、受験直後の結果提供を行うことができ、今まで以上に個別最適につながる学びを支援していくことができる。learningBOXは、使いやすさに定評のある学習管理システム「learningBOX(ラーニングボックス)」や「Quiz Gen-erator(クイズジェネレーター)」等のサービスにより、CBTを簡単に素早く構築できるプラットフォームを提供しており、顧客ニーズに沿った利便性の高いサービスの提供をより加速させることを目指し、今回の資本業務提携に至った。

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