岡崎市、レンテック大敬、事業構想大 包括連携協定締結

事業構想大学院大学と愛知県岡崎市、レンテック大敬(愛知県豊橋市)は、「地方創生の推進に関する包括連携協定」を2023年1月12日に締結した。岡崎市域の発展に寄与することを目的としている。同日開催された締結式には、レンテック大敬(愛知県豊橋市)代表取締役社長の嵩明美氏、岡崎市長の中根康浩氏、事業構想大学院大学 学長 田中里沙氏が出席した。

レンテック大敬は建設機械のレンタル、修理、販売を手掛ける企業。今回の協定に基づき、岡崎市へ企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)の寄附を行った。同社社長の嵩氏は、「三河版『三方良し』を実現し、このような取り組みが社会全体に広がっていくことを期待している」と述べた。

また岡崎市長の中根氏は、「3者だからこそできる地域活性化に期待している」と語り、同市内、乙川のリバーフロントを中心とするまちづくりや、再生可能エネルギーの活用、木材利用の推進など様々な取組への展望について話した。

今後、包括連携協定に基づき、岡崎市の地域活性化やそのための人材育成などを3者で協力して進めていく。「事業構想大学院大学の地域活性化にかかるこれまでの経験と研究資源を結集して取り組む」と同大学学長の田中氏は語った。

Okazaki_230113