WHITE CROSS マルチタスクと統合で歯科業界のDX加速

WHITE CROSS(東京都港区、月刊事業構想2017年12月号参照)は2022年8月19日、歯科医療業界向けの基幹システムを展開するマルチタスク(東京都豊島区)の全株式を取得したと発表した。事業統合で両社のノウハウやアセットを一体化させることで、歯科業界に求められるDXサービスを、スピード感をもって展開していくことを目指す。 

マルチタスクは歯科業界向けの実績を持つ創業27年のシステム開発企業で、主に販売物流管理システムを開発してきた。WHITE CROSSは歯科業界に特化したスタートアップで、創業以来一貫して専門性の高い⻭科医療情報の発信を行っており、国内⻭科医師の25%超、総会員数6万1000名超を有する歯科業界最大級のデジタル・プラットフォームを運営している。両社の目的は「日本の歯科医療業界を面として良くしていく」ことであり、その目的のために、マルチタスクの開発力とWHITE CROSSのデジタル・プラットフォーム力を掛け合わせることが効果的であると判断し、今回の統合に至った。

WHITE CROSSは、「歯科医療の社会的価値を高める。大樹となり、社員とその家族の幸福を追求する。」をパーパスに、歯科医師、歯科衛生士を中心とした歯科医療従事者に対してコンテンツを提供するデジタル・プラットフォーム「WHITE CROSS」を運営。全国の歯科医療職の人々に対して、有益で信頼性の高い歯科医療情報を素早く届けることで、患者に対してより良い治療を提供し、歯科医療の質を底上げすることを目指している。

歯科イメージ 

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