中日新聞社 東海の40自治体や企業と連携し、地域情報アプリを提供

中日新聞社は2024年4月5日より、愛知・岐阜・三重の40自治体および企業と連携し、地域に密着した生活情報を届ける地域住民向けのスマートフォンアプリ「Lorcle」(ロークル)の提供を開始した。また、同社は東海地方の外食事業者でつくる「共創和や会」と連携し、4月15日より「地域を食で元気に!」と題したキャンペーンを開始した。

同アプリは、情報発信に参加する自治体の住民であれば、無料で誰でも利用可能。県や市町村が発信する、災害などの緊急情報や手続き情報、その他住民向け生活情報をはじめ、新聞社などメディアの取材に基づく情報、流通・飲食・インフラなど各分野の企業が発信するイベントや娯楽、割引券などのお得情報を得ることができる。現在、愛知県・岐阜県・三重県を筆頭に、40自治体(55県市区町)が参加しており、参加自治体では半年の試行期間を経て、本格運用に移行するかを判断する。

情報は参画自治体や企業がそれぞれで入力し、システム上でコンテンツを集約。利用者があらかじめ登録した居住地・性別・年代・関心ジャンルごとに仕分けし、一人一人の属性、趣味嗜好に合わせて情報を届ける。また、居住地以外の近隣自治体など、他の自治体の情報も得ることができる。

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