安全運転支援デバイスのPyrenee 豊田合成から資金調達
AIドライブアシスタントを開発するPyrenee(ピレニー、東京都中央区)は2023年9月26日、エアバッグ大手の豊田合成から出資を受けたと発表した。今回の調達資金と豊田合成との協業・サポートにより、安全運転支援デバイス「Pyrenee Drive」の開発を加速させる。
ピレニーは2016年創業のスタートアップ。ドライバーの相棒となり自動車事故の約98%の原因であるヒューマンエラー(見落としや判断ミス)を防止することで事故を大幅に減らすことを目指したAI運転アシスタントPyrenee Driveを開発する。Pyrenee Driveは既存の車のダッシュボードに取り付け、ディープラーニング技術を用いて道路上の歩行者や自動車を検知し、その後の衝突リスクを予測。衝突の危険を感知した場合には素早くドライバーに音声で通知することで事故を防ぎ、安全運転をサポートする。
両社はより総合的なアプローチで交通事故による被害を減らしていくために、豊田合成の手掛けるセーフティシステム・内装製品との将来的な融合も視野に協業を進めていく。
安全運転支援デバイス「Pyrenee Drive」
■事業構想大学院大学出版部 編集/ライター経験者を募集■
事業構想大学院大学出版部では、編集/ライター経験者を募集しています。応募に関する詳細はこちら