リオティント、住友商事 豪州アルミナ精製工場の水素製造で協働
リオティント(月刊事業構想2021年5月号参照)と住友商事は、リオティントのヤーワン・アルミナ精製工場に水素の試験製造プラントを建設し、同工場の水素活用について検討するパートナーシップを締結した。2021年8月24日に発表した。住友商事がオーストラリアのクイーンズランド州グラッドストンで推進中のグリーン水素製造プロジェクトの一環だ。
今回の提携は、リオティントが6月に発表した、ヤーワンのアルミナ精製工程において、天然ガスを水素で代替する計画に関するフィージビリティー・スタディーの実施に伴うもの。良好な調査結果が確認された場合、より大規模な水素活用の可能性が開ける。
同プロジェクトが計画通り進捗した場合、試験プラントから製造される水素は、住友商事によるグラッドストンにおける水素エコシステム構想に向けて供給されることとなる。