年間7500台分のトラック輸送削減へ ネスレ日本が貨物鉄道輸送拡大

(※本記事は「食品新聞」に2026年4月25日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

貨物鉄道に積み込まれる「ネスカフェ ボトルコーヒー」のコンテナ
貨物鉄道に積み込まれる「ネスカフェ ボトルコーヒー」のコンテナ

ネスレ日本はJR貨物グループと連携し、「ネスカフェ ボトルコーヒー」を貨物鉄道とトラックを併用して東北地方に輸送する新ルートの運用を4月20日に開始した。

ネスレ日本が2024年から取り組んできた、貨物鉄道輸送を活用する3カ年計画では最後のルートとなる。

既存の取り組みと合わせ、10トントラック換算で年間約7500台分のトラック輸送の削減につながる。年間の二酸化炭素排出量は約1300トン削減できる見込み。

左から日本貨物鉄道株式会社の福岡大輔氏、ネスレ日本の伊澤雄太氏、坂口治夫氏
左から日本貨物鉄道株式会社の福岡大輔氏、ネスレ日本の伊澤雄太氏、坂口治夫氏

4月21日、取材会に登壇した同社の伊澤雄太サプライ・チェーン・マネジメント本部物流部部長兼プロジェクトマネージャーは「ドライバー不足は経営課題となっており、貨物鉄道輸送の活用はサプライチェーンにおいて重要な柱だった」と語る。

新たな輸送ルートは、繁忙期(4~8月)と通常期(9~3月)で異なる。

繁忙期はネスレ日本・霞ヶ浦工場(茨城県稲敷市)から土浦貨物駅(茨城県土浦市)にトラックで商品を輸送し、東青森駅(青森県青森市)までの約680kmを鉄道で輸送。その後、新たに確保した青森の物流拠点から県内の納品先にトラックで輸送する。

続きは無料会員登録後、ログインしてご覧いただけます。

  • 記事本文残り66%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。