三井不動産 柏の葉スマートシティに国内最大規模、29台AIカメラを導入

UDCKタウンマネジメントと三井不動産は、柏の葉キャンパス駅周辺にエッジAIカメラを29台導入し、住民の安心・安全・快適な暮らしを提供する新たなエリアマネジメント活動を開始する。2021年9月21日に発表した。AIカメラはクリューシステムズが提供し、画像解析はニューラルポケットのAI画像解析技術を活用する。

公・民・学連携で街づくりを推進している柏の葉スマートシティ(月刊事業構想2019年11月号参照)は、2020年末時点で人口1万人を超えており、街の規模が大きくなるにつれ、駅前の混雑といった課題や、防犯や見守りに対する住民のニーズが高まってきている。

本取組で、屋外公共空間にAIカメラを設置し、AIによるリアルタイム画像分析により通行人の異常行動や立ち入りの検知、人流分析を行う。撮影映像はカメラ内蔵のAIによって即時分析され、即時破棄される。また、分析データは特定の個人を識別できないデータに加工するため、個人のプライバシーを侵害するようなデータの取得・保管はしない。
得られたデータを活用し、柏の葉スマートシティにおける安心・安全・快適な暮らしへ役立てていく考えだ。

柏の葉2109