ソーシャル・エックス ソーシャルクレジット創出へ3自治体と連携

ソーシャル・エックス(東京都渋谷区)は2023年4月10日、兵庫県伊丹市、島根県飯南町、大阪府阪南市の4者と「脱炭素社会実現に向けた地域循環共生に関する連携協定」を締結したと発表した。資源循環・環境保全活動等の交流を通じて各地域における社会課題の解決を行い、官民共創による新たな価値を持ったカーボンクレジット(ソーシャルクレジット)創出を目指す。 

ソーシャル・エックスは、官民のオープンイノベーションを促進するプラットフォーマーとして「逆プロポ」などのサービスを運営。今回の連携協定は、都市・森林・海洋という3自治体それぞれの地域特性を生かし、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた官民連携のモデルケースの創出に取り組む。 

伊丹市は市民による太陽光発電設備導入による「再エネクレジット創出」、飯南町は保有する森林資源を有効活用した「グリーンカーボン創出」、阪南市は海草等の海洋資源を活用した「ブルーカーボン創出」に取り組む。さらに、木材や海草などの資源を都市地域・市町内で循環させることで地域活性化も目指す。ソーシャル・エックスは、新たに企業からの自治体の社会課題解決等を踏まえた事業提案を募集し、共創促進を行う。

ニュース2SocialX2304 

ソーシャル・クレジット構築に向けた関係図