大阪府太子町、DIIIG サイクルツーリズムで連携協定を締結
ミッションアプリ「DIIIG」を開発・提供するDIIIG(兵庫県神戸市)は、大阪府太子町と観光事業に関する連携協定を締結したことを、2021年11月8日に発表した。
DIIIGは、位置情報を使ったゲーム性の高いミッションを軸として、観光資源とサイクリングやアウトドアなどのアクティビティを組み合わせた新たなツーリズムを提供するミッションアプリ「DIIIG」を開発・運用している企業。このアプリは、地方自治体や事業者14団体が企画する、デジタルスタンプラリーや街を舞台にした謎解きクイズなど、密を避けた分散型のイベントに活用されている。
太子町は、町名の由来となった聖徳太子御廟をはじめ、古代の歴代の天皇陵や数々の史跡など観光スポットが点在している。日本最古の官道(国道)である竹内街道は、サイクリングコースとしても人気のルートで、サイクリストが休憩に利用する道の駅「近つ飛鳥の里・太子」にはサイクルラックを設置するなど、サイクルツーリズムにも力をいれている。
協定締結のきっかけは、大阪府43市町村と全国のスタートアップ・ベンチャー企業の公民連携を目的に開催されたオンラインイベント「OSAKA MEIKAN GROWTH 2021 in Higashiosaka」。DIIIGの代表取締役/CEOの秋國寛氏が登壇し、「DIIIG」を活用したサイクルツーリズムについてプレゼンテーションを行ったところ、太子町が目指す観光事業の方向性と合致したことから話が進んだ。
連携により、双方の事業等のPR、サイクルツーリズムを中心とした観光事業、太子町内の観光インフラの保全を行う考えだ。