BASE VISA加盟店でショップの売上金を使えるカード発行へ

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」を運営するBASEは、同サービス加盟店に向け、ネットショップの売上をすぐに全国のVISA加盟店で利用できるバーチャルカード「BASEカード」の提供を2021年9月21日から開始する。

「BASE」は、ものづくりをする個人・法人、地域活性を支援する自治体等の行政をはじめ、160万ショップが利用するネットショップ作成サービス。加盟店に対して、売上金の入金日を最短で翌営業日に短縮できる「お急ぎ振込」や、資金調達をリスクなく行えるサービス「YELL BANK(エールバンク)」を提供している。目的は、個人や中小零細企業が運営するネットショップの資金繰りを容易にすることだ。

今回提供する「BASEカード」は、店舗運営の資金ニーズの解消だけでなく、ショップオーナーが資金の悩みに直面することなくいつでも円滑な経済活動を行えるように、さらに多くの潜在的な資金課題に対する予防を見据えたもの。まずはオンライン決済で利用可能なバーチャルカード「BASEカード」を開始し、2022年の上半期中にはリアルカードの発行を予定している。オンライン・オフライン問わずネットショップの売り上げを好きなタイミングで使用できる環境を目指す考えだ。