東海東京証券 富裕層向けサロンからスタートアップ支援強化へ

東海東京証券は、2024年1月5日、富裕層向けブランド「Orque d'or(オルクドール)」のメンバー向けサロンとして「オルクドール・サロンAOYAMA」を開設することを発表した。オープン日は2月9日。場所は東京都港区南青山の新ビル「3rd MINAMI AOYAMA」の最上階とその下の階で、名古屋、銀座につづく3カ所目となる(月刊事業構想2024年2月号参照)。

同サロンは、顧客と専任コンサルタントの相談の場であるとともに、社交やネットワークづくり、知見の拡大の場としての機能も持たせる。特に富裕層とスタートアップを結びつける、新コンセプトのサロンを目指すという。

具体的には、オルクドールメンバー向けのフロアとスタートアップ支援のフロアの2フロアを設ける。メンバー向けのフロアは、企業経営者を中心としたオルクドールメンバーのための施設となる。一方スタートアップ支援のフロアでは、持続可能性(Sustainable)、独自性(Unique)、技術(Technology)の3つのテーマに挑み、日本を変える熱意を持ったスタートアップ経営者を、「ジュネスメンバー」として迎える。これは今回新たに設けたメンバーシップステータスだ。

新サロンでは、スタートアップの企業価値を向上する支援プログラムなどの企画を実施したり、オープンイノベーションを創出するエコシステムの形成などを目指す。オルクドールメンバー、スタートアップ企業双方の関心を集めるような催しを企画し、セレンディピティが生まれ未来を変えるような経営者コミュニティをつくる考えだ。東海東京証券グループのスタートアップ支援活動に賛同するオルクドールメンバーと共に、新興企業の経営者をグループ全体で支援していく。

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