神戸観光局 特選観光プログラムを集約した新事業「神戸のとびら」をスタート

神戸観光局は2022年10月18日、神戸を彩る特選プログラムを発信する新事業として、「神戸のとびら」を立ち上げたと発表した。神戸観光公式サイト「Feel KOBE」に「神戸のとびら」のプラットフォームページを準備し、地域の事業者や神戸観光局が運営する特選プログラムを集約して販売し、継続して神戸の観光コンテンツを育成することを目指す。

「神戸のとびら」は、開港都市として諸外国の文化を受け入れてきたオープンマインドな神戸で、扉を開けて開放的な旅に出かけ、特別な時間を見つけることをコンセプトとしている。地域の事業者が主催する体験プログラムや、神戸観光局が主催するプログラム、特別なテーマ性のあるプログラムなどの多彩な体験を提供し、将来的にはインバウンド向けプログラムにも取り組んでいく予定。 

例えば、プログラムの1つである「一夜限り、神戸最古の異人館を貸切宿泊!ロンドンタクシーで行く神戸異国文化誕生ものがたり」では、神戸が開港以来どのように海外文化を取り入れ、異国情緒あふれる街へ発展したのかというストーリーに触れながら、当時の外国人のように神戸の街を巡る。ロンドンタクシーで神戸の名所を巡り、夜は、神戸最古の異人館である「北野メディウム邸」に特別に貸切宿泊ができる。開催日は11月11日~12日の1泊2日で、1組2名限定の抽選申し込み、参加費は1名30万円(税込)。

この他に、酒蔵での日本酒のテイスティング体験や、神戸のパン文化を代表する「イスズベーカリー」の工場見学、神戸ビーフの真髄を紐解く旅など、約20プログラムが用意され、今後も多彩なプログラムの登場が予定されている。

神戸観光1019