八芳園 「交流文化創造拠点」をテーマに施設をリニューアル

八芳園(東京都港区)は2023年4月24日、「交流文化創造拠点」をテーマに施設を改装し、2025年10月にリニューアルオープンすると発表した。あわせて観光事業に本格参入し、自治体・地域と連携した観光コンテンツの磨き上げや商品プロデュースに取り組む。

八芳園は東京・白金台に約1万坪の日本庭園を有し、結婚式やMICEをはじめとした宴会・レストランなどの企画運営を行う(月刊事業構想2022年8月号参照)。創業80周年を迎える今年、「交流文化ルネッサンス、はじまる」を新たな活動スローガンに掲げ、観光領域をターゲットに施設改修や事業強化を行っていく。 

施設は2025年3月から6ヶ月間改装を行い、「美術館のような可変・柔軟性、劇場のような演出性、自然的要素、文化的要素、おもてなし要素を持ち合わせた新しい交流の場」(井上義則社長)として刷新する。また、ポップアップ型ショールーム「MuSuBu」の運営等を通じて自治体の支援を行ってきたコンテンツプロデュース事業部では、観光コンテンツのプロデュースにも参入する方針。

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八芳園・井上義則社長