ポケットマルシェ ソーラーシェアリング・電力小売に参入

生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営するポケットマルシェ(岩手県花巻市、月刊事業構想2020年8月号参照)は、UPDATER(東京都世田谷区)と連携して、再生可能エネルギー事業に参入する。2021年11月17日に発表した。

具体的には、ソーラーシェアリング事業と電力小売事業に参画する。ソーラーシェアリング事業では、6100名(2021年11月時点)のポケットマルシェ登録生産者に対して、営農と同時に発電を行うソーラーシェアリング導入の支援を行う。電力小売事業では、UPDATERが手がける再生可能エネルギー事業「みんな電力」の取次となり、2022年2月に個人向けに電気の販売を開始する。

ポケットマルシェでは、消費者が食材を直接購入している生産者から、電気も購入できるようにすることを狙っている。「誰から買っているのか」が可視化された消費行動を後押しし、2022年度中に、5000世帯への導入を目指す予定だ。