荏原製作所 2024卒向けインターンシップをメタバースで実施

荏原製作所は2022年1月24日、2024卒向けインターンシップを同社専用メタバース空間上で実施したと発表した。選考に通過した約50名の学生全員がアバターとなり、メタバース上で、ディスカッションとプレゼンテーションを伴うグループワークを行った。今後は、採用および採用広報活動でも、荏原が独自開発したピープルアナリティクスを活かしてメタバースを活用していく。

荏原製作所は、性別や国籍、職種などの違いのインクルージョンに向けた施策として、2022年9月にメタバースを導入して活用を進めている。2024卒向けインターンシップは、2022年12月及び2023年1月にメタバース上で実施。学生による活発な議論が行われ、荏原製作所は「メタバースが新しい働き方の手段としてのポテンシャルを十分に持つことを実証する機会となった」とコメント、学生からは「アバターを使用することで先入観なく会話や発言ができた」といった声が聞かれたという。

荏原製作所では今後、メタバースを使ったデータドリブンなTask diversity(経験や考え方、専攻、職歴などの目に見えない違い)を推進し、様々なスキル・経験を持った社員が繋がり、イノベーションを加速させられる組織作りを目指す。

ニュース2荏原製作所

荏原製作所のメタバースインターンシップの模様