住友生命ほか 運動選手などの先端治療向け保険を共同開発

住友生命保険相互会社(住友生命)は、「バイオセラピー費用補償条項」(セルソースPFC-FD保険)を開発した。再生医療関連事業に取り組むセルソース(月刊事業構想2022年1月号参照)と、住友生命グループ子会社のアイアル少額短期保険(アイアル少短)との3社が連携したものだ。2022年2月3日に発表した。

この保険は、血小板由来因子濃縮液(PFC-FD)を用いた治療法をカバーするものだ。患者自身の血液から調製するPFC-FDを用いた治療法の主な適用疾患は変形性関節症だが、スポーツ損害などにも効果があると期待されている。そこで、アスリートのコンディション維持・選手寿命の延伸に資する保険商品として、競技団体への導入も積極的に推進していく考えだ。

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