三井住友信託銀 住信SBIネット銀のサービスを使ったネオバンクを開始

三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行は、住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」サービス(月刊事業構想2023年9月号参照)を利用した「三井住友信託 NEOBANK」を2023年9月29日に開始する。9月14日に発表した。

三井住友信託銀行は顧客に対し信託・財産管理のサービスを実施しているが、ネオバンクを通じて普段使いでも利便性の高い銀行サービスを提供できるようになる。三井住友信託銀行の資産管理アプリ「スマートライフデザイナー」とネオバンクを相互に利用できるようにし、既存顧客のサービスの付加価値を高める。また、ネオバンクを通じて、これまでは接点がなかった新しい顧客層にアクセスできると期待している。ネオバンクを入り口に、相続・不動産など信託銀行の商品・サービスも利用してもらえるようにする考えだ。

「NEOBANK」は、住信SBIネット銀行が開発したBaaS(Banking as a Service)で、これを使うと銀行機能を持たない企業でも顧客に銀行サービスを提供できるようになる。これまでに小売業や証券会社、不動産投資会社などが同サービスを採用している。

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